2006-08-02

udevの設定とか

マルチポートのシリアルボードを追加した。
moxa CP-118Uだ。8ポートもあるし、RS485も扱えるすぐれもの。
linux用のデバイスドライバのソースも付いてて、コンパイルしてインストールして、デバイスファイル作って
modprobe mxser
で、簡単にインストールできた。

んだけど、再起動したらば、一般ユーザから使えなーい。
見ると、
/dev/ttyM?のパーミッションが、
crw------- 1 root root
になってる。

調べたら、最近はudevとかいうやつが、自動的に存在するデバイスのデバイスファイルだけを/devに作ってくれるそうな。そういえば、/devの下すかすかだよなー。

パーミッションは、ルールを指定すればそれに従って作るらしいことがわかった。上のパーミッションは、
udev.confで指定された、デフォルトの(ルールが無いとき)設定だった。

で、/etc/udev/permissions.dに、10-ttyM.permissionsというファイルを作成した。
[root@elena permissions.d]# cat 10-ttyM.permissions
# permission/ownership map for udev
# ttyM devices
ttyM[0-9]*:root:uucp:0666

これで、起動時に意図どおり、
crw-rw-rw- 1 root uucp
になった。

ついでに、moxaのユーティリティで使う、mxserというエイリアスを作るルールも追加。
ルールは、/etc/udev/rules.dに置くらしい。
[root@elena rules.d]# cat 11-moxa.rules
# for moxa mxser device symlink
KERNEL="ttyM32", SYMLINK="mxser"

これで、起動時に/dev/mxserも作ってくれる。

参考にしたさいと
http://www.gentoo.org/doc/ja/udev-guide.xml
http://www.gentoo.gr.jp/transdocs/udevrules/udevrules.html
http://mux03.panda64.net/docs/udev_on_fedora_ja.html

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